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小宮一慶×勝間和代スペシャル対談

第45回 紀伊國屋サザンセミナー 
小宮一慶×勝間和代スペシャル対談 「本のちから~本はあなたと社会を変える~」

著者二人ともに興味があるので、行って来ました。会場は紀伊國屋サザンシアターです。完売御礼のはずだったのですが、ぽつぽつと空席が目立ちました。前売券は買っていたけれど仕事が終わらず来られなかった人が多かったのでしょうか。人気のある講演会だけに、うまくチケットをまわすシステムがあればいいのにと思いました。

司会・進行はディスカバートゥエンティワン社長の干場弓子さんでした。実は私は干場さんの声が好きです。紀伊國屋ホールでの勝間さんの講演会のとき、初めて声を聞きましたが、低くて迫力があって、社長という立場上、強力な武器になっていると思います。ご本人をまったく知らない人でも、この声で電話してきた人を軽く扱おうなんて人はいないだろうと思います。

本題の講演会ですが、テーマは、大きく分けると二つ。

  ◆社会人のための読書術
  ◆WEB時代における本の課題と可能性

◆社会人のための読書術

1 本の構造・フレームワークをとらえてから読む
2 何が知りたいか決めてから読む

この2点が大事。

小宮さんの話は、新刊の『ビジネスマンのための「読書力」養成講座』の内容が多く含まれているようでした。買ったばかりで読みかけだったのですが、早く続きを読みたくなりました。

ある分野の本の30時間くらい「熟読」すれば、ある程度の専門家になれる、というのを聞いて、たったの30時間で?と思いましたが、この「熟読」というのは、ただその本自体をじっくり読むだけではなく、他の本やWEBなども参照しながら深いところまで著者のロジックを追いながら読むという方法です。

30時間というと1冊に何時間かけるかにもよりますが、熟読というからには数時間以上は必要でしょうから、参照する本を除けばほんの数冊ということになります。それでも、その分野の名著を深いところまで読み解けば、人に概要をレクチャーできるくらいにはなれる、ということなのでしょう。ただロジックを理解するだけでなく、相当アウトプットを意識しながら読む必要がありそうです。

◆WEB時代における本の課題と可能性

勝間さんによると、インターネットやメールにかける時間に押されて若い人の読書にかける時間が減っているが、本の弱点はインタラクティビティ(双方向性)がないことで、10月1日発売の『読書進化論~人はウェブで変わるのか。本はウェブに負けたのか~』において、それを補うような、紙とWEBの融合という新しい試みをするそうです。

本の感想を読者から募って、2版目以降にはそれを反映させるとのこと。確かに今までの本の概念を越えています。これは単に読者の感想が追加されるということなのか、それとも本文の内容にも変更・追加があるのか詳しいことは分かりませんが、専用のWEBページも開設されるそうだから、今後の行方を見守りたい(場合によっては自分も参加したい)と思います。

これまでも本とは親しく付き合って来ましたが、本との新たな接し方を教えてもらって、ますます大きな存在になりそうです。

こういう講演会の聴衆は、もともと本をよく読む人が多く、講演を聴いてさらに読むようになるのでしょうけれど、本とほとんど接点がない人に対して、本っていいよ、とアピールするには、また全然違ったアプローチが必要に思えました。

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